コロナ禍におけるWeb広告への影響
コロナ禍で、みんなWeb広告はどうしてるのかな?
という新米マーケター向けに、コロナ禍におけるWeb広告の変化について解説します。
職業:不正クリックを調査する政府非公認団体のトップ
性格:やさしくて、面倒見がいい
好きな食べ物:韓国料理、特にカムジャタン
- ひとこと:
- やあやあ!コロナ禍におけるWeb広告の変化は知っているかな?
職業:とある会社のマーケティング部に配属された新人マーケター
性格:とってもやる気があるが、少しおっちょこちょいなところも
好きなスポーツ:スノーボード(こちらも初心者)
- ひとこと:
- 広告費を増やすように言われたんだけど、みんなどうしてるか知りたい!
2020年1月より新型コロナウイルス感染症が国内で確認され、私たちのライフスタイルが大きく変化しました。経済に目を向けると、コロナによって打撃をうけた企業もあれば、これまで以上に業績をあげた企業があります。
その中で今回は、コロナ前後のWeb広告の変化と対策について見ていきましょう。
コロナ禍のWeb広告予算の変化
新型コロナの影響で、Web広告の予算が業界や企業によって変化しているぞ!
広告予算に関するアンケート
2020年度と2021年度の“インターネット広告”の予算の変化について
・2021年度のほうが増えた:30.2%
・2021年度のほうが減った:24.8%
・変わらない:45.0%
“インターネット広告”「2021年の方が増えた」理由
・消費者がインターネットに接触する機会が当たり前になった
・テレワーク等ネット利用をしている人が増えたため
“インターネット広告”「2021年の方が減った理由」理由
・利益減少による予算削減
・全体的に予算カットが行われた
広告予算の拡大に、コロナ禍がどのように影響したか
・他企業含めWeb上の広告費用をかけるようになっていると想定している
・自粛モードになり、ネットを使う機会が増えた
広告予算の縮小に、コロナ禍がどのように影響したか
・勤務時間数の調整などもあり、必要不可欠なものに予算の集中を行うよう、広告予算枠を減らした
・コロナで人を集めてのイベントができなくなったから
参照:https://trend-research.jp/8427/
2021年の広告予算は全体的にみると「減った」企業が多いですが、“インターネット広告”については「増えた」企業が多い。
これはコロナ禍によって自粛期間が増え、オンラインを活用する企業や個人が増えてきていることが大きく影響していると思われます。
コロナ禍で変化した業界
へぇー!!Web広告に予算をつかう企業が増えているんだね。確かに僕も以前と比べてオンラインで買い物することが増えたなぁ
ライフスタイルが変化した証拠であるな!他に変化した業界もあるぞ!
とある健康食品関連企業の事例
飲食店へ卸していた食材の行き場がなくなり、健康食品を製造できる企業に食材が流れるようになった。結果、ライバル製品が増えてしまい、Web広告上の競合が増えてしまったことで、クリック単価の上昇につながった。
とあるWebセミナーを提供している企業の事例
自宅にいる時間が増え、趣味や勉強することへの関心が増したため、売上が上がった。
しかし、ライバル企業も広告費を以前より使うようになり、Web広告のクリック単価が高騰し、月間の予算も上がっている。
なるほどー!!勉強することへの関心が増したのはよく聞いていたけど、意外な業界でも変化があるんだね。
そう。コロナの影響で健康・医療業界でのクリック数が増えたことをはじめ、美容関連のセルフケア、ステイホームによってインテリアなども注目さされている!
クリック単価が高騰?見直すべき3つのポイント
変化に敏感にならないと取り残されてしまうね。
そうだ!少しの変化で、多くのことが連鎖する。コロナの影響でクリック単価が高騰することも一つの例だ。常に変化へ敏感となり、適切な対策を行うのである!
クリック単価が高騰した際の適切な対策って?
クリック単価が高騰した際に確認すべき3つのこと
- ① クリック単価の高いキーワードの入札価格を調整する。
- ② 「1日の予算」や月間の予算、目標値の見直し。
- ③ 「不正クリック」を確認、対策する。
不正クリックの対策を
新型コロナによる影響で、ライバル企業が増えたり、クリック単価が高騰したりした場合、限られた予算の中で良いパフォーマンスを維持するためにも、Web広告から無駄を排除する必要があります。
アドフラウドの一種、不正クリックの無い広告はありませんが、専門ツールで防衛することによって、影響を最小限にとどめることができます。まずは、無料で利用できるX-log.aiで、ご自身のサイトにどの程度の不正クリックがあるかご確認ください。
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