2024.02.08

リスティング広告とSEOの違い

どちらに着手するべき？

インターネット上でプロモーションを始めるとき、「リスティング広告」と「SEO」どちらから始めますか？
リスティング広告にもSEOにもそれぞれ利点があり、目的や状況に合わせた戦略が必要になります。
今回はリスティング広告とSEOの特徴を解説します。
プロモーションを始めたい、でも何から行えばいいのかわからないという方はぜひ参考にしてみてください。

リスティング広告の特徴

まずリスティング広告の特徴について解説していきます。
これまでのコラムでリスティング広告のメリット・デメリットについて解説しておりますが、
リスティング広告の強みは自然検索よりも上部に表示することができる点でした。

配信したい検索キーワード指定することでよりモチベーションの高いユーザーの検索に対して、検索欄の上部に表示することができます。
しかし広告をクリックするごとに広告費が発生したり、競合他社の出稿状況に広告成果が左右されるなどのデメリット面もあり、運用ノウハウが必要になってきます。近年WEB広告の出稿数は増え、広告運用者向けのサイトや媒体への問い合わせなど改善の糸口はたくさんあります。
リスティング広告は低額予算からでも始められるので、スピード感をもって集客したい方に向いています。

また競合性の高い商材になるとボットや競合による不正クリックで、無駄な広告費の消化が行われることがありますが、
対策できる無料ツールなど広告成果を守るツールがあるので導入を検討してみてください。

SEOの特徴

続いてSEOの特徴について解説していきます。
SEOの一番の特徴はリスティング広告と違いお金をかけずにユーザーを獲得できる点です。
リスティング広告がお金をかけることで上部表示をするのに対して、SEOはサイト内外の要因を改善しGoogleが求めるサイトにすることで検索欄上部に表示していきます。
そのためリスティング広告以上に時間やノウハウが必要になってきます。

どんなコンテンツを作るのか、ページの構成やタイトルにどんな内容を入れるのか、サイトのテーマ性、使用するキーワードなどほかにも様々な改善要素があり、上部表示のための改善＝サイトの改善・充実化につながります。SEOが成功すれば上部表示ができ、さらにサイト改善の成果でCVRを向上することができます。
ただし自社で出来ず外部委託するとなると、リスティング広告同様費用が発生してしまいます。

また一度SEOの成果で上部表示ができるようになっても、GoogleのアルゴリズムのアップデートによってSEOの順位が低下することも…。
そうなると上位をキープするには定期的に更新するなど継続した改善が必要になり、外部委託となると結局定期的な費用が発生します。

SEOは自社で改善する分には費用は発生しませんが、改善までに時間がかかり中長期的な改善ができる方向けになります。

どっちから取り組んだらいいの？

リスティング広告は費用が必ず発生する分運用方法によっては最上部表示ができるメリット面、SEOは中長期的な改善が必要な分サイトのクオリティが上がりコンバージョン率の向上につながるメリット面があります。
自社のプロモーション戦略や予算に合わせてどちらがいいかしっかり調べ、吟味していく必要があります。

まとめ

この記事ではリスティング広告とSEOを解説してきました。
リスティング広告にもSEOにもメリット・デメリットはあるため、課題に合わせて戦略を立てていきましょう。
もしリスティング広告を始めるなら、不正クリックによる広告費の消化にご注意ください。
不正クリックは広告費用の無駄遣いだけではなく広告の効果検証の妨げになります。
無料ツールでもいいのでぜひ対策してみてください。