広告運用の主な指標について

この記事では「広告運用の主な指標について」ということで、企業のマーケティング担当者・広告運用者の悩みを解決するための内容をまとめています。

広告運用の際に用いる指標とは

みなさんは広告を運用する際にどのような指標があるかご存じですか?
種類が多くあるため、初めは何が重要か良くわからずに運用を進めてしまうかもしれません。
しかし、広告運用を成功させるためには、それぞれの指標の意味と関係性の理解が非常に重要になってきます。
そこで今回は、広告運用の際に用いる主な指標について解説していきたいと思います。

広告の表示に関する指標(IMP)

IMP(インプレッション・Impression):広告が表示された回数のことです。
課金方法によっては、表示回数がコストに関わってくることがあります。
表示回数は多い方が優位ではありますが、ターゲットに配信ができているかが重要なため表示されている検索語句や配信面を確認するようにしましょう。

ユーザーの広告流入に関する指標(CT・CTR・CPC)

▼CT・CTR・CPCは広告のクリックに関連する指標です。
・CT(クリック・Click Through):
広告がクリックされた回数のことです。

・CTR(クリック率・Click Through Rate):
広告が表示されたユーザーの内、何パーセントがクリックしたかという割合のことです。
CT(クリック)÷ IMP(表示回数)×100(%)で求めることができます。
広告の文章がユーザーの興味と関連しているかどうかを把握する上で重要な指標です。
TRが高いと入札単価を左右する品質スコアの改善につながります。

・CPC(クリック単価・Cost Per Click):
広告の1クリックにかかった費用のことです。
COST(費用)÷ CT(クリック)で求めることができます。      
CPC(クリック単価)=CPA(コンバージョン単価)×CVR(コンバージョン率)でも求めることができ、CPCを下げることがCPAを下げることに繋がってくるため、運用の成果改善において重要な指標になっています。

広告の成果に関する指標(CV・CVR・CPA)

▼CV・CVR・CPAは広告のコンバージョンに関連する指標です。
・CV(コンバージョン・Conversion):
広告の成果、そしてその回数のことです。一般的なCV地点としては、購入完了・資料申込み・予約等広告を配信することで増加させたい指標を設定します。

・CVR(コンバージョン率・Conversion Rate):
広告をクリックしたユーザーの内、何パーセントがコンバージョンに至ったかという割合のことです。
CV(コンバージョン)÷ CT(クリック)で求めることができ、サイト改修や配信する検索語句を変えることがCVRの改善につながります。
             
・CPA(コンバージョン単価・Cost Per Action):
コンバージョン1件にかかった費用のことです。
COST(費用)÷ CV(コンバージョン)で求めることができます。
運用状況を評価する指標の1つで、この数値を下げることが広告運用において重要な要素の1つになりより低い単価でCV獲得することで同じコストでもより多くのCVを獲得できます。

▼CPAを下げるための指標
CPAを求める式であるCOST÷CVを細かく分解すると、CT×CPC÷CT×CVR=CPC÷CVRとなります。
このことから、CPAを下げるためには、CPCを下げるかCVRを上げるということが重要です。

広告の費用に関する指標(COST)

COST(費用):広告にかかった費用のことです。
主にCT(クリック)× CPC(クリック単価)で求めることができます。

広告の効果に関する指標(ROAS)

ROAS(費用対効果・Return On Advertising Spend):広告の費用対効果のことです。
広告経由の売り上げ÷広告費×100(%)で求めることができます。
広告費に対してどれだけの売上が得られたかを計算する指標で、広告の効果を把握する上で重要な指標です。

まとめ

今回は広告運用の際に用いる主な指標についての説明を行いました。
これらの指標を理解することで、運用状況を正確に把握することができ、成果改善に役立てることができます。
今回の記事で解説した内容をマスターして、上手に運用を進めていきましょう。

ただ、様々な施策を行っても成果が改善されない場合があります。その原因としては 競合からの不正なクリックの可能性が考えられます。
不正クリックについて気になる方は、こちらの無料対策ツールを是非一度お問い合わせください。

無料申し込みはこちら

アドフラウド対策を無料でできるX-log.ai

すべてのGoogle広告・Yahoo広告に存在する不要なクリックを無料で対策できます。

※お申し込みされた時点で利用規約に同意したものとみなします。