リスティング広告とは?メリット・デメリットを解説
こないだ 『リスティング広告って何?』 って聞かれたんだけど、うまく答えられなくて・・
という新米マーケター向けに、リスティング広告の概要と、メリット・デメリットについて解説します。
職業:不正クリックを調査する政府非公認団体のトップ
性格:やさしくて、面倒見がいい
好きな食べ物:韓国料理、特にカムジャタン
- ひとこと:
- やあやあ!マーケター諸君!いろいろな広告が作られても、中心であり続けるリスティング広告について解説するぞ!
職業:とある会社のマーケティング部に配属された新人マーケター
性格:とってもやる気があるが、少しおっちょこちょいなところも
好きなスポーツ:スノーボード(こちらも初心者)
- ひとこと:
- 検索のときに出てくる広告っていうのは分かるんだけどな・・
リスティング広告は、SEOと並んで、顕在層にアプローチできるWebマーケティングの代表格として地位を築いてきたマーケティング手法です。
リスティグ広告とは
リスティング広告とは、GoogleもしくはYahooの検索エンジンで、検索キーワードに応じて表示される広告のことで、検索窓の下に表示される、『広告』と書かれているのが、リスティング広告なのである!
うんうん。検索結果の上に3つくらい出てくるやつだね!
リスティング広告は、指定した検索キーワードに対して出稿する広告です。
例えば、『リスティング広告』というキーワードに対して出稿した場合、ユーザーが『リスティング広告』と検索した時に表示されます。
そして表示されただけでは課金されず、広告がクリックされた時のみ広告費が発生します。
広告費は、キーワードごとに設定されており、人気のキーワードほど広告費が高くなります。
ただし、1クリックあたり10円前後からと、予算が少額(数万円)であったとしても、リスティング広告を利用することは可能です。
リスティング広告のメリット
それでは早速、リスティング広告のメリットを見ていくぞ!ここでは、6つのメリットを紹介するのである!
■リスティング広告のメリット
・顕在層にアプローチできる
・アプローチできるユーザーの範囲が広い
・すぐに始められ、すぐに止められる
・数値化された結果をリアルタイムで確認できる
・頻繁に改善でき、PDCAを回しやすい
・低予算で広告出稿ができる
顕在層にアプローチできる
リスティング広告は、特定のキーワードを検索したユーザーに対してのみ表示させる広告のため、ニーズが顕在化している層にアプローチできる広告であり、売り上げに直結させやすいというメリットがあります。 例えば、『オムライス 美味しい店』というキーワードに対してリスティング広告をかけると、「オムライスが美味しい店」を探しているユーザーに対して広告を届けることができます。
今、それを探している人に、広告を届けられるんだね!
アプローチできるユーザーの範囲が広い
日本国内における検索エンジンのシェアは
PC:Google 77%、Yahoo! 14%、Bing 8%
スマートフォン:Google 77%、Yahoo! 23%、Bing 0%
と、ほとんどの人が、GoogleかYahooで検索を行っています。
(引用元: Desktop Search Engine Market Share Japan | StatCounter Global Stats)
そのため、リスティング広告でアプローチできるユーザーの範囲は広いのです。
確かに、言われてみれば、毎日のようにGoogle検索してるね。
すぐに始められ、すぐに止められる
自分で出稿できるため、すぐに始めることができ、効果をすぐに出すことができる。
ネット広告では当たり前のことですが、TVのCMや、つり革広告を出すことを考えると、大きなメリットといえる。
また、止めるときも数分でできるのも特徴です。
始めたい時にすぐに始められるのは、インターネットならではじゃな!
数値化された結果をリアルタイムで確認できる
出稿した広告のクリック数やクリック率、インプレッション率、コンバージョン率といった数字が、リアルタイムで確認できます。
広告媒体であるGoogle広告やYahoo広告の管理画面で見ることはもちろん、専門のツールも何種類もでており、広告の日々の状況をいろいろな見方で見ることができます。
Googleアナリティクスは、僕のチームも使ってるよ!
頻繁に改善でき、PDCAを回しやすい
リアルタイムで簡単に結果確認ができることから、改善も簡単にすることができます。
クリック率を改善する場合は、広告文を変えたり、コンバージョン率を改善する場合は、ランディングページを改善したりなど、検証、改善が素早くできる、すなわち、「PDCAを回しやすい」というメリットがあります。
PDCAをいかに早く回せるか。それが広告成功のカギである!
低予算で広告出稿ができる
リスティング広告は、小予算であっても出稿が可能です。
ただし、かけた予算を使い切るまで広告を表示させるシステムのため、小予算であれば、すぐに表示されなくなります。
1コンバージョンするのに、何回クリックされる必要があるのかを逆算し、かけるべき広告費を試算するのが一般的な方法です。
小額から始められるから、気軽に使えるんだね!
リスティング広告のデメリット
今度は、リスティング広告のデメリットを見ていくぞ!ここでは、代表的な5つのデメリットを紹介するのである!
■リスティング広告のデメリット
・データの解釈が難解
・クリックした「人」は、特定できない
・資金力がある企業が有利
・潜在層にアプローチできない
・不正クリックが存在する
データの解析が難解
データを数値化するところまでは簡単ですが、その結果になった背景を読み解くには、専門的な知識と経験が必要になります。
例えば、コンバージョン率が予想よりも低かったという結果に対し、その原因が、コンテンツの内容にあるのか、検索キーワードの選定にあるのか、あるいは時期的な問題なのかという推測を立てるには、それなりの知識と経験が求められます。
データを読み解く力が、マーケターの腕の見せ所じゃな!
クリックした「人」は、特定できない
リスティング広告をクリックした人が分かれば、その人に電話でアプローチすることができるのですが、残念ながら、個人を特定することはできません。
マーケティングオートメーションツールを使えば、過去に接点を持った人のみ、クリックしたことを特定することは可能ですが、基本的に、広告をクリックした個人を特定することはできません。
個人を特定できる場合があるなんて知らなかった!
資金力がある企業が有利
リスティング広告は、予算が尽きるまで表示する広告であるため、多くの予算をかけられる企業が有利です。 例えば、「オムレツ」というキーワードに対してリスティング広告を出稿する場合、同じキーワードに対してより多くの予算をかけて広告を出向する企業があれば、そちらの広告が、より上位に、より多く表示されることになります。
大企業が資金を投じるような『人気のキーワード』は、資金力勝負になりがち。ニッチだけど効果的なキーワードを探すことも、マーケターとして求められる能力なのである。
潜在層にアプローチできない
リスティング広告は、指定のキーワードを検索した人に対して表示させる広告のため、指定したキーワードを検索しない人=潜在層に対して広告を表示させることができません。
潜在顧客にアプローチしたい場合は、別のネット広告を使いましょう。
テレビCMみたいに、 『買う気なかったけど知らないうちに興味持ってる』 みたいな状態にはできないんだね。
不正クリックが存在する
どのネット広告にも不要なクリックは存在します。もちろん、クリック単位で課金されるリスティング広告も例外ではありません。
ライバル企業の広告費を浪費させ、予算に早く達するように行う多重クリックや、怪しいスマホアプリからたくさんクリックされるケースもあります。
そういった不要なクリックを確認するためにも、無料の不正クリック対策ツールX-log.aiを利用することをお勧めします。
先ずは、要らないクリックがあるかを、確認するところからだね!
リスティング広告とは? まとめ
リスティング広告について、理解できたかな?
うん!知ってることも多かったけど、整理して教えてもらったからよくわかったよ!
うむ。いろいろな広告が出てくるが、リスティング広告の代わりになるような広告は、まだないな。
だから使ってる人が多いんだね!
そうじゃ!リスティング広告の役割を知って、これからも上手に使いことじゃな!
ありがとう!!