Google広告のデマンドジェネレーションキャンペーンとは

この記事では「Google広告のデマンドジェネレーションキャンペーンとは」ということで、企業のマーケティング担当者・広告運用者の成果改善におけるお悩みを解決します。
デマンドジェネレーションキャンペーンとは
デマンドジェネレーションキャンペーン(以降デマンドキャンペーン)とは、YouTubeやGmail、DiscoverなどのGoogleが所有する配信面にのみ配信することができるキャンペーンです。
※直近のアップデートではGDNにも配信可能になる予定です。
以前にGoogle広告で使用することができた、ファインドキャンペーンがアップグレードされたものになっており、動画の配信が可能となっています。
今回は、そんなデマンドキャンペーンについて、詳しくご紹介していきます。
デマンドジェネレーションキャンペーンで配信できる広告の種類
①シングルイメージ広告
ディスプレイ広告のように、広告枠に対して画像が1枚表示される広告となります。
基本的にどの配信面でも配信できるものの、YouTubeインストリームには配信ができない点に注意が必要です。
②カルーセル広告
スワイプ可能な広告で、広告枠に対して2~10枚の画像を表示することのできる広告となります。
こちらはYouTubeインストリームに加え、YouTubeショートにも配信ができません。
③動画広告
その名の通り、広告枠に対して動画を1つ表示する広告となります。
上記の2つと異なり、デマンドキャンペーンの全ての配信面に配信することが可能です。
デマンドジェネレーションキャンペーンの特徴
①類似セグメントが使用できる
2023年8月以降、Google広告で使用することができなくなった類似セグメントを使用することができます。
そのため、既存顧客と似た属性のユーザーに対してのアプローチなどが可能となっています。
②ユーザーの検索行動でターゲティングができる
カスタムセグメントにおいて、特定のキーワードを指定することで、そのキーワードを過去に検索したことのあるユーザーをターゲティングできます。
GDNでは行うことのできないターゲティング方法になるので、デマンドキャンペーンの強みになります。
③YouTubeショートへの配信ができる
YouTubeショートに配信をすることができるキャンペーンは、P-MAXとアプリキャンペーンがありますが、P-MAXは配信できるタイミングが難しく調整の幅も狭いため採用しづらい場面が多々あります。
しかし、デマンドキャンペーンでは細かな調整まで行うことが可能のため、YouTubeショートへの配信を行いたい場合には、デマンドキャンペーンの採用を考えましょう。
※YouTubeショートへの配信は、動画アクションキャンペーンでも配信ができましたが、動画アクションキャンペーンは、デマンドキャンペーンに統一され、廃止されることとなりました。
まとめ
今回はGoogle広告で配信のできる、デマンドジェネレーションキャンペーンについてご説明いたしました。
検索広告において、配信量が頭打ちになってる方、改善の施策が手詰まりになっている方は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。
ただ、検索広告において改善の施策が手詰まりになっている場合には、不正クリック対策を行うことも考えられます。
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