2024.11.13

Googleのプランナー機能について

この記事では「Googleのプランナー機能について」ということで、企業のマーケティング担当者・広告運用者の疑問を解決します。

Googleのプランナー機能とは

広告の運用のおいて、開始してすぐは予算やクリック単価をどれくらいに設定するのが適切かわからず、初期の配信がうまくいかなかった経験ありませんか？
そんな時に便利なのがGoogleのプランナー機能です。Googleの膨大なデータから様々なシュミレーションができるので、出稿する広告がどのくらいの予算が必要でクリック単価がどのくらいになるのかを想定することができます。

今回はそんなプランナー機能についてご説明いたします。

キーワードプランナー

キーワードプランナーは、リスティング広告やSEOにおいて、キーワードの追加や選定の手助けとなるツールです。

リスティング広告では、配信したいキーワードを入力することで、広告を出稿した際の検索ボリュームや競合性、入札単価の予測データを確認できるため、より効果的な配信設定を考えることができます。
またサービスと商品に関連するワードや配信URLを追加することで、関心を持つユーザーへのリーチにつながるキーワード候補が確認できるため、新しいキーワードの追加を簡単に行うことができます。

SEOでは、サービスや商品に関連した様々なキーワード候補を表示できるので、検索数や競合性を確認でき、上位化を狙えるキーワードを選定することが簡単になります。

▼できること
・関連するキーワード候補の確認
・キーワードの検索数・競合性の確認
・広告掲載結果の予測

リーチプランナー

リーチプランナーは、YouTube・Google動画パートナーでの広告配信や、クロスメディア展開の手助けとなるツールです。

リーチプランナーでは、YouTubeやGoogle動画パートナーのサイトやアプリでのリーチ数、コンバージョン数、費用などの予測ができるため、動画広告の導入プランが立てやすくなります。
また、クロスメディア展開を計画している際に、YouTubeと他媒体での効果的な予算配分を予測することが可能となります。

▼できること
・YouTube広告を配信した際の各指標の推定値を算出
・オーディエンスや配信先を指定した場合のリーチ数の確認

パフォーマンスプランナー

パフォーマンスプランナーは、広告の予算配分のプランを立てる際に手助けとなるツールです。

予算やコンバージョン単価の変更で、収益やコンバージョン数がどのように変化するかをシュミレーションし数値を確認できるため、具体的なデータを基に予算プランの提案をすることができます。

また、競合状況や季節性をもとに予測を行うため、より効果的な予算案の設計をすることが可能となります。
今よりも予算の増額をしたいと考えており、具体的な数値が必要となった際などに活用できます。

▼できること
・パフォーマンスの予測
↳予算や目標コンバージョン単価に基づき、パフォーマンスを予測。
・予算のシュミレーション
↳予算の変更によるパフォーマンスの変化を予測。
・入札戦略の評価
↳異なる入札戦略を試し、パフォーマンスの変化を確認。
・季節の影響を予測
↳特定のイベントにおけるパフォーマンスの変化を予測。