2024.01.04

【WEB広告運用で成果改善】リスティング広告のデメリットとは

Google・Yahoo!・Microsoftなど検索エンジンの検索欄に配信する広告のことを指しています。
配信しているキーワードと関連性がある検索語句に対して広告が掲載されます。
少額でも始められ手動での配信調整はもちろん、AIによる自動学習の中でより確度の高い配信ができるなど、広告の中では費用対効果が高いと言われています。

しかし、認知施策に向かない・競合他社との競争性が高いなどのデメリットも存在しています。
今回はリスティング広告のデメリット面を4つご紹介いたします。

デメリット①認知拡大に向いていない

1つ目のデメリットは認知拡大に不向きな点です。リスティング広告はもともと目的があって関連ワードを検索したユーザーがへ広告を配信します。
そのため関連ワードを検索していないユーザーには広告配信ができず、潜在層獲得には不向きとなります。

認知拡大が目的の場合は、ユーザーの興味関心や属性をターゲティングとして設定できるディスプレイ広告や、不特定多数に認知施策が行えるテレビCMな新聞広告などを活用しましょう。

デメリット②成果には限度がある

2つ目のデメリットは獲得できるユーザーに限度があることです。
上述の通り、リスティング広告は検索されないことには広告配信がされません。広告の表示回数はユーザーの検索回数に依存しており、その中で競合他社と競いユーザー獲得を狙うことになります。もちろん、検索されたすべてのユーザーを獲得できるわけではないため、獲得成果は検索数より低いものになります。

検索数が少ないジャンルの商材は特に成果の最大値が低い傾向になります。すこしでも広く配信ができるように、設定しているキーワードのマッチタイプを変更し、設定しているキーワードの類義語や関連ワードを検索に配信を出せるようにしていきましょう。

デメリット③競合性が高く、キーワードによってクリック単価が高騰する

リスティング広告はクリック型課金になっています。キーワードが検索されるたびにオークションで配信枠を入札し、配信された広告がクリックされれば費用が発生する仕組みになっています。
より確度の高い検索であるほど、競合も入札を強めてくるため入札価格が吊り上がります。より確度の高いキーワードで入札を強めている場合、クリック単価はさらに高くなりCPA高騰へつながります。
CVRが高くてもクリック単価が高くなると、コンバージョン単価も高騰してしまいます。
自動入札で配信している場合は、目標コンバージョン単価の引き下げや上限入札単価の設定で配信調整しましょう。
また少しでもクリック単価を引き下げるために、品質スコアの改善やマッチタイプの変更でクリック単価を改善しましょう。

デメリット④不正クリックが起こりやすい

WEB広告にはアドフラウドという、広告詐欺が存在します。アドフラウドは自動プログラムや不正クリック業者を利用し、インプレッション数・クリック数・コンバージョン数などを不正に水増しすることを言います。
クリック課金であるリスティング広告は、不正クリックが増えることで無駄な広告費用が発生し成果悪化につながります。
また悪戯のコンバージョンが発生する場合もあり、媒体の管理画面上では成果がいいのに実際の売上にはつながっていないといった事象にもつながります。

このアドフラウドが起こっている場合、対策ツールを入れることで無駄に配信していた広告費用の削減や正確なコンバージョン件数による自動運用の最適化が可能になります。
もしアドフラウドの被害が予想される場合はアドフラウド対策ツールを導入し、自社の広告や成果を守りましょう！

まとめ

この記事ではリスティング広告のデメリット面を解説してきました。
特にデメリット④の不正クリックは、WEB広告が増加してきている現在深刻な問題の1つでもあります。
アドフラウド対策ツールである「X-log」はAIが自動で広告配信を解析し、アドフラウドの疑いがあるIPアドレスや配信先を除外してくれます。
月間PV数10万未満のサイトであれば無料でツールをお使いいただけます。不要な広告費用削減や成果を改善したい方はぜひお試しください。