無効なクリックの確認方法と対処法とは?|リスティング広告
「最近になって、リスティングの費用対効果が急に悪くなった。」
広告担当者の方にとっては頭が痛い問題です。
もちろんリスティングのCPAが悪くなる理由は様々ですが、競合他社からの意図的なクリックを疑ってしまうこともありますよね。
今回は、Googleでの無効なクリックの定義と確認方法、そして、一般的な対策方法まで解説したいと思います。
そもそも無効なクリックの定義は?
まず無効なクリックの定義から確認しておきましょう。
Googleから発表が出ている「無効なクリック」は次のようになっています。
意図しないクリックや、不正なソフトウェアによって発生したクリックなど、Google が無
参照: https://support.google.com/google-ads/answer/42995?hl=ja
効と判断したクリックを指します。
Google が無効なクリックと判断する可能性があるのは次のような事例です。
・広告主様の費用や、広告を掲載するサイト運営者様の収益を意図的に増やすために手動で行われるクリック
・自動クリック ツールやロボットなどの不正なソフトウェアによるクリック
・ダブルクリック時の 2 番目のクリックなど、広告主様にとって価値のない余分なクリック
無効なクリックの中でも意図的ではないものは、一般のお客様が誤って二重にクリックしてしまったパターンです。
一方でやはり気になるのが、悪意の第三者による無効なクリックです。
ライバル企業の担当者が手動でクリックする場合もあるでしょうし、不正クリックを自動的に行うツールや、不正クリック代行業者まで存在します。
このような悪意のある無効なクリックがあるかどうかは、GoogleやYahooで確認することができますので、ここからは無効なクリックの確認方法をご紹介します。
無効なクリックの確認方法は?
リスティングのシステムで判別された無効なクリックを広告管理画面で確認できます。
GoogleとYahooそれぞれの無効なクリックの確認方法について紹介します。
Google Adwordsにおける無効なクリックの確認方法
まず「表示項目」をクリックして、「表示項目の変更」を選択します。
「掲載結果」をクリックして、「無効なクリック」「無効なクリックの割合」という項目にチェックを入れて、「適用」を選択します。
この一連の設定によって、管理画面で「無効なクリック」「無効なクリックの割合」を確認することができます。
Yahooにおける無効なクリックの確認方法
次にYahooの管理画面での確認方法です。
「レポート」をクリックした後、「パフォーマンスレポート」を選択しましょう。
「新規レポートを作成」のボタンをクリックした後、「レポートの種類」から「アカウントレポート」を選択します。
「表示項目を開く」から、「無効なクリック数」と「無効なクリック率」をチェックし、「作成」を押しましょう。
そうすると、パフォーマンスレポートにおいて無効なクリックに関するレポートから、無効なクリックに関する情報を確認できます。
無効なクリックへの対策方法は?
Googleで判断している無効なクリックの状況は確認できましたか?
GoogleやYahooの無効なクリックがほとんどない状況で、CPAが悪くなっている場合は、GoogleやYahooでは無効と判断されていない「無効なクリック」が存在している可能性があるので、自分で確認、対策を行う必要があります。
解析ツールで詳細を確認し、クリック数の偏りなど不審な点が無いかを確認します。
例えば、同じユーザーから同じ日に複数の都道府県や離れた地域で検索されている場合(「仙台 葬儀」「名古屋 葬儀」「福岡 葬儀」など)、媒体側では異なるキーワードでクリックしているので無効とされませんが、広告主様からみると不審なクリックとなります。
まとめ
今回は、無効なクリックについて解説しました。
GoogleやYahooでも「無効なクリック」を判別していますが、それでも数値が良くない場合は、専門ツールを使っての対策が必要となりそうです。
無効なクリックを対策し、広告効果を高めていくことで、より効率的に事業をアピールできることでしょう。
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